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最近では、カジュアルな和食料亭もあるので、そこまで肩肘をはって入るようなお店も減ってきました。

それでも初めての懐石(会席)料亭となると緊張してしまいますよね。そこで今回は、懐石初心者のためのお店選びノウハウをご紹介いたします。

一見さんでもOKか

ホテルに入っているような懐石(または割烹)のお店については、一見さんお断りのようなお店はまずありません。

懐石の料理や料理順、雰囲気に慣れるにはまずこうしたお店に入ってみることをおススメします。

さらに、その際に親しい友人など気の置けない人と行くと、緊張感も薄らいで、お店の雰囲気や料理の味をゆっくり楽しむことができますよ。

一方で「懐石」料理のみで看板を出しているような、本格的な料亭に行く際には、飛び入りで行くよりも、1度電話をしてみることをおススメします。

予約が取れるのであれば、予約をして出かけた方が、店側の準備も滞りなくできるのでしっかりと接客してもらえるはずです。

また、お店としても、初めてのお各様(しかも夜の利用で)には、どのようにすれば粗相がないかまだわからないので緊張します。

予約の段階で話が出来ているということは、お客様のイメージや雰囲気も少しは掴むことができますし、もし苦手なものやアレルギーのあるものがあれば、事前に伝えてもらっていることで、お客様をより満足させられるサービスができるのでとてもありがたいのです。

ちなみに一見さんお断りというお店というのは、玄関だけみると料亭とはわからないとか、看板を出していないとか、表通りからは少し離れたところにあったりすることが多いのです。

通りに面していて看板を出しているお店については、たとえ京都の料亭といえども、一見さんOKなお店であるといえます。

店内の様子

最近は、どんなに歴史のある料亭でもホームページを作成していることが多いのですが、初めて行くお店については、そのホームページで店内の様子を確認しておくことをおススメします。

ホームページにはキレイに見えるように写真を掲載していることがほとんどですが、それでも、店内の様子をアップしないお店よりも、写真があり店舗のほうが「自身の店作り」に自身をもっている場合が多いのです。

そのために、店内の細かい部分(花を生けるとか、季節の掛け軸をかけるとか)に気を配っているのも、やはりホームページに部屋が掲載されているお店の方が多いといえるでしょう。

その他の点としては、店内の様子がわかることで、当日どのような服装で行くことが好ましいかもわかります。

カジュアル過ぎる服装はNGっぽいとか、座る時に掘りごたつ形式の部屋ではないから正座をしやすい服装が良いとか、ですね。

テーブルに椅子というようなお店ではない限り、料亭では座敷(個室)の通されることが多いので、裸足は控えておいた方が得策です。

お店の外観

飛び入りでお店に行く場合、気にして欲しいのはお店の外観です。

懐石料理という看板を出しているお店で、入り口が掃除されていないようなお店はまず避けるに越したことはありません。

どんなお店でもそうなのですが、懐石は何よりおもてなしの心を大切にする料理なのです。

そのような料理が出されるお店にあって、玄関が汚れているとか、暖簾が汚れたままであるというのは言語道断。

お店が古めかしいとか、歴史ゆえに柱が欠けているというのと、玄関の汚れは全く異なることです。

お店の顔である玄関、そしてそこにかけられている暖簾は要チェックポイントの1つです。

下見はお昼のコースで

初めて懐石料理店に行く時は、まずお昼のランチコースでお試しをしてみることがおススメです。

お昼のコースはその内容にしては比較的安価でお料理が出されていることが多く、だしの味などは夜のコースと変わりないものが出されているので、自分の好みかどうかがよく分かるんですね。

ランチコースがなくても、松花堂のスタイルでランチがある場合もあります。

このときも、お吸物と茶碗蒸しは夜に出されるお料理と変わらない味なので、ここでぴったりくるようであったら、夜に食事に来ても、期待を裏切ることはないでしょう。

しかも、夜の予約を取る際に「以前お昼に伺ったらとても美味しかったので…」と言うことで、お店側もおもてなしの心に一層深みをもってくれるはずです。